私は大学病院や総合病院、その近くの門前薬局を担当しています。国立病院にある年2回の入札に関わる事務処理のほか、お得意先の在庫管理なども行っています。入札のチャンスは半年に1度。重要なミスがないよう緊張する時期でもあります。
病院担当で最も重要なことは、安定供給と、緊急時の迅速な対応です。病院などでは鎮痛治療に麻薬も用いられますので、在庫管理には特に気を配っています。また「すぐに届けてほしい」という深夜の緊急要請もあります。医療用医薬品を扱っておりますので、日ごろから病気については意識しているつもりでいますが、そうした緊急時には特に命の重さや仕事の責任感を実感します。(取材時:2016.4)
医業事業部
松本営業所Ⅰ課 課長
浅野 周治
地域に点在する調剤薬局を担当しています。私の仕事は、実は医薬品をお届けするだけではありません。医師の処方箋を受けている薬剤師から担当医の情報を求められることもありますし、また、患者様からの要望が聞ける薬剤師からの情報を医師に伝えたりと、情報の橋渡しもしています。
患者様は薬局で薬の説明を受けながら、気軽に相談することも多いようで、相談内容から患者様の悩みが見えてくることもあります。そうした患者様の思いを情報として医師に提供することで、患者様の困りごとの解決につなげるのが私たちの役割だと思っています。仕事をしながら、お得意先から勉強させていただく毎日です。(取材時:2016.4)
医業事業部
松本営業所Ⅱ課
川嶋 明日香
私は医院・クリニックを中心に、介護施設や動物病院などを含めた開業医を担当しています。医薬品のお届けや情報提供など、1日15件ほど訪問して、医師と面談しこちらから新薬の情報提供をしながら、先生方がどのような情報に興味を持たれているのか伺います。
時に市場で注目されている薬について、メーカーのMRと一緒に勉強会を企画することもあります。昼休みや診療時間の前後など、面談できる時間帯は少ないので、時間を作ることが最も大変です。しかし、開業医の先生方は個性的な方も多く、お会いするのが楽しみです。最近は「この薬については、あの先生が興味を示してくれそうだ」と分かるようにもなりましたので、こちらから必要と思われる提案及び情報を持って行くようにしています。(取材時:2016.4)
医業事業部
松本営業所Ⅱ課
所 翔太