既存システムからODSSへの入れ替えで、
これまで課題となっていた試薬の在庫管理を実現

課題となっていた試薬の在庫管理を実現できるシステムとの評価をいただきご導入が決定

―在庫管理システム（ODSS）導入前の貴院のご状況を伺えますでしょうか？

石橋技師長：以前のシステムでは、発注作業の際に試薬の一覧表を作成して、必要な個数を手書きし、それをシステムに入力、という作業を行っていて非常に手間がかかっていました。手入力であるがゆえに発注漏れや、過剰発注のリスクも抱えている状況でした。

佐藤様：技師長が話していた通り、過剰発注、発注漏れが起きていました。特に発注漏れについては致命的なダメージになることもありましたね。発注の伝票だけでなく、入荷漏れを防ぐための帳票など紙がどんどん増えてしまい、管理が煩雑になっているのが悩みでした。

―導入の決め手を伺えますでしょうか？

石橋技師長：在庫管理をどのように行っていこうかと悩んでいたところに、ちょうどよいタイミングで提案をもらいました。

機能の説明や運用の提案を受ける中で、ODSSには試薬管理を行う上で充分な機能が備わっているなと感じ、導入を決めました。

特に入荷作業では、以前は目視で行っていた作業が、ODSSはバーコードを読ませるだけですし、未納品の一覧も簡単に出力できるので、納品済みと未納品の判別がすぐにでき、素晴らしい機能だと思います。

佐藤様：目視での確認、紙への記入に時間を割き、書き間違いや入力間違いが当たり前のように発生していた中で、ODSSではハンディターミナルを活用すれば解決できると感じました。薬品マスタでの採用品の識別や、新しい試薬の追加などが簡単にできる点も、現場目線からすると非常に有効だと感じました。

作業の効率化を実現し、ロット有効期限管理も含めた在庫管理を実現

―導入効果として実感いただいている事を伺えますでしょうか？

石橋技師長：やはり発注から納品の作業が本当に簡便になったことですね。

発注点発注やスキャン入荷の活用により、業務の効率化ができたことは本当に大きな成果だと感じています。旧システムでの入荷作業は、納品の一覧表の中から入荷する品目を探し出してシステム上のデータを消し込む作業を行っていたのですが、ODSSでは試薬のバーコード使ったスキャン入荷ができるので、非常に効率的になったのではないかと感じております。様々な帳票を簡単に出力できる点も、有難い機能ですよね。

データ集計やサポート体制についてもご評価いただく

―最後に、今後の展望やODSSの導入を検討されている方へメッセージをお願いいたします。

石橋技師長：試薬のロットの有効期限を含めた使用状況や、購入状況など様々な集計メニューがありますよね。Excelでの出力に対応しているので、出力したデータを編集できるのも利点だと思っています。試薬の在庫管理を検討している病院におすすめできるシステムです。

佐藤様：導入の前後に訪問していただき、色々なサポートや疑問や質問を全部答えてくださって順風満帆なスタートが切れてすごく助かりました。発注や入荷の紙運用でつかっていた書類のほとんどがシステム内に収まったので、ペーパーレス化という点からも効果を実感できるシステムです。電話やメールでもしっかりサポートいただいているのですが、営業所が遠いと、なかなか訪問をお願いしづらい部分もあるので、近くに営業所ができるとさらに心強いですね。

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